障害等級1~3級

「国民年金法試行令」と「厚生年金保険法施行令」により、障害年金が支給される「障害の程度」について障害等級1~3級が定められています

ベッド日常生活のほとんどを他人の介助なしでは行えず、在宅介護や入院等が必要で、活動できる範囲がベッドの周辺に制限される状態の人が障害等級1級に相当します。

次に2級に相当する障害とは、必ず他者の助けが必要なわけではないが、日常生活に深刻な困難を伴い、仕事をして収入を得ることができない状態です。在宅、入院に関わらず、活動できる範囲が家屋内、病院内に制限される人が障害等級2級と判断されます。

3級に相当する障害は、労働を行うのに著しく制限を受ける、もしくは労働を制限することが必要な状態です。日常生活にはさしたる支障はないが、労働に困難が伴う人が障害等級3級となります。

本人または家族による支給申請が、障害年金の支給を受けるためには必要となります。手続きについてよく理解できるよう、まず日本年金機構の「ねんきんダイヤル」に電話をしてみましょう。最寄りの年金相談センターや年金事務所を訪問して相談してもよいと思います。相談をする際には、障害年金支給を申請したい人の基礎年金番号や、病歴、障害の状態を説明する資料を持っていくようにしましょう。

対象となる傷病

先生障害年金の対象となる主な傷病は次のようなものとなります。眼に関する傷病では、緑内障、白内障、ブドウ膜、ゆ着性角膜白斑、網膜色素変性症、網膜脈絡膜萎縮、炎眼球萎縮、など。耳に関する傷病では突発性難聴、神経性難聴、感音性難聴、頭部外傷または音響障害による内耳障害、メニエール病、薬物中毒による内耳障害など。

鼻に関する傷病では外傷性鼻科疾患、そしゃく、嚥下機能、言語機能においては上下顎欠損、咽頭摘出術後遺症、など。肢体に関する傷病では、上肢または下肢の離断または切断障害、脳出血、脳梗塞、脳卒中、くも膜下出血、脳軟化症、重症筋無力症、進行性筋ジストロフィー、脳脊髄液減少症、脊髄損傷、ビュルガー病、関節リウマチ、変形性股関節症、上肢または下肢の外傷性運動障害など。精神に関する傷病では老年及び初老期痴呆、その他の老年性精神病、脳動脈硬化症に伴う精神病、統合失調症、そううつ病、頭蓋内感染に伴う精神病、てんかん性精神病、アルコール精神病、その他精神病など。呼吸器疾患では、肺結核、じん肺、気管支喘息、慢性気管支炎、肺線維症、膿胸など。

心疾患では心筋梗塞、狭心症、大動脈弁狭窄症、僧帽弁閉鎖不全症、リウマチ性心包炎、慢性心包炎、慢性虚血性心疾患、冠状動脈硬化症など。高血圧による疾患では高血圧性心疾患、悪性高血圧、高血圧性腎疾患など。腎疾患では慢性腎炎、ネフローゼ症候群、慢性腎不全、慢性糸球体腎炎など。肝疾患では肝硬変、肝がん、肝炎、多発性肝膿瘍など。その他では糖尿病や糖尿病と明示された全ての合併症、悪性新生物など及びその他の疾患、などです。

障害年金とは何か

お金老後の生活を支えてくれるイメージの強い「年金」という言葉。年金には実はいくつかの種類があり、原則65歳から支給される「老齢年金」はそのうちの1つに過ぎません。

他にも、家計を支える人が亡くなった際に配偶者や子どもなどの遺族に支払われる「遺族年金」や、病気になったり怪我をしてしまったりして障害で働けない方への所得の代わりとなるもので「障害年金」があります。こちらには認定基準があり、基準に達しない場合は障害年金は受け取れませんので注意が必要です。

障害年金は、障害で働けない方への所得の代わりとなるものです。認定基準というハードルを越えなければ、障害年金は支給されません。

いずれも予測していなかった事態に遭遇した場合に我々を支えてくれる重要な社会保障制度です。「障害者年金」と呼ばれるケースがありますが、それは間違いで正しくは「障害年金」です。

「障害年金」が支給される「障害の状態」とは、がんや糖尿病、呼吸器疾患、心疾患などの内部の疾患をはじめ、視覚の障害、聴覚の障害、肢体の障害などにより、長期に亘る療養が必要となり仕事や生活に支障が出たり制限を受けたりする状態を指します。「障害手帳」を持っていなくても、障害年金を受けることができます

障害年金を受けるには年金事務所に相談し、手続きをする必要があります。残念ながら、障害年金制度の存在が広く知れ渡っている状況ではなく、たとえ障害年金制度の存在を知っていたとしても、そのわかりにくさや書類準備の煩雑さにより障害年金受給を断念してしまう人もいらっしゃるようです。

このサイトでは、障害年金についてわかりやすく紹介させていただきます。私たちを支えてくれる障害年金について理解を深め、もしもの場合に備えましょう。